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【現地で現象しているのは、実体ではなく機能である】

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人が歩く、立つ、振り向く、痛みを感じる。そこに現象しているのは「働き」であって、「実体」ではない。

だから私は、現地では機能を見る。

既存の医学や治療は、実体を見ようとする傾向がある。

どの筋肉か。
どの靱帯か。
どの神経か。
どの関節か。

実体を見れば、人体は機械のように見えてくる。

機械なら、故障した部品を交換したり修理したりすればよい。

部分を直すという発想になるのは当然である。

しかし、人体は人工物ではない。

生きている人体は、無数の働きが互いに関係しながら全体として機能している。

だから私は、部分を見ない。

動作という現地で現象している機能を見て、全体の体バランスを整える。

全体の機能が整えば、個別の違和感や痛みは結果として変化する。

私は方法を発明したのではない。

人体を見る方向を変えただけである。

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