順番に起きたことと、因果関係があることは別です。
科学は原因と結果を探りますが、仏陀の説いた縁起は「これがあるとき、これがある」という生起の関係を示したものです。
ナカメ式整体リングも縁起で説明できます。症状ごとの原因を特定するのではなく、全体の体バランスを整えることを重視します。
そのため、
「右の股関節が痛いのですが、どこに着ければ良いですか?」
という質問に対して、特定の答えはありません。やることは一つ、全体バランスを整えることです。
全体が整えば、結果として症状は消えていきます。
そして症状が消える時には特徴があります。痛みや不調が始まった時は覚えていても、消える時は「いつの間にか」「そういえば」と気づくことが多いのです。
実際に、
「そういえば最近あの痛みがない」
「いつの間にか夜起きなくなった」
という声をよくいただきます。
身体は先に変化し、意識がそれに気づくのは後だからです。
だから私は、
「最近できるようになったことはありますか?」
と聞きます。身体の変化は、行動の変化として現れることが多いからです。

