大阪で治療院を開かれているYさんから、最初の15セットの追加でさらに15セットの注文があった後に、装着しての感想がメールで届きました。
Yさんとのメールのやり取りです。
装着者の反応は
膝関節症の方とぎっくり腰の方は劇的に改善しました
圧迫骨折の方、変形性膝関節症の方、ヘルニアの方は
装着した時は少し改善したんですが
2回目来院した時は症状は同じでした
装着の場所を変えて反応を診てみますお時間ある時またいろいろ教えてください
というメールに対して
>膝関節症の方とぎっくり腰の方は劇的に改善しました
ナカメ式足指バンドは機能的な症状や痛みの時は、即効的に効くようです。
>圧迫骨折の方、変形性膝関節症の方、ヘルニアの方は
>装着した時は少し改善したんですが
>2回目来院した時は症状は同じでした
>装着の場所を変えて反応を診てみますまず、痛みが消えた部分は意識に上らないということがあります。痛みが残っている人は、消えたようには感じないからです。
残っている痛みを探す人がいます。そんな方にはやりやすくなった動作で、どのくらい改善したかが分かります。痛みのようなフィーリングは生じた時にはわかりますが、消えつつある時には分かりませんから。
動作は体験イメージとして記憶している場合があります。その場合は、そういえば起きる時に腰が痛くなかった、というように思い出す人もいます。
いずれにしても、これらの症状は、構造的な変形や変質を伴いますから、改善するにしても時間がかかるようです。
今までの装着経験でも、構造的に元に戻すのはすぐには難しいようです。また、構造的な変形や変質に対しては、ナカメ式足指バンドの限界があるようにも思います。
ただし、今までの経験では、時間をかければヘルニアのようなものでも改善しています。変形や変質も改善している例もあります。
それは、それぞれの身体の組織の入れ替え時間に関係があるように感じます。
ナカメ式足指バンドは、身体の重心バランスの偏りを直しているだけです。治すことや治ることに関しては、身体の重心バランスが整った後の、身体の自然が持つ治癒力に任せているからです。
部分的に本当に壊れているところは、従来の治療法が有効なところではないかと、考えています。
ナカメ式足指バンドは全体最適的に効果があります。一方、従来の治療法は部分最適的です。それは補い合う関係でしょう。
ナカメ式足指バンドでスクリーニング(あぶり出し)して、残った部分を適切な治療法で対処する。この組み合わせがいいように思います。
という返信に対して、
返信ありがとうございます
めちゃめちゃ参考になりました
本日、ナカメ式足指バンド届きました
スクリーニングしてどんどん試していきます
というメールに、対して、
お客さまに、改善しているかどうかを感じてもらうためには、
装着前の痛みが10だとしたら、装着後の今はどのくらいになりましたか?
というように質問するといいようです。
消えた痛みは感じられないのと、お客さまは、痛みに注意が向いているので、どうしても残っている痛みを探しますから、それを数字に表してもらうわけです。
ナカメ式足指バンドを着けたら、重心バランスが改善していますので、症状も何らかの改善変化があるからです。改善変化を感じない人はいても、改善しない人はいません。
と返しました。