ナカメ式足指バンド倶楽部 三重多気支部の乾さんより、足指バンドの装着報告メール。乾さんは学校の先生で、少林寺拳法の道場も開いて指導しています。ナカメ式足指バンド・アドバンスコースも受講済みです。
松田様
先日は(も)ありがとうございました。新しい経絡の図式も勉強中です。
早速、ラミネートして少林寺三重多気道院の幹部に配りました。
もちろん、財布用にも縮小して渡し、携帯するよう指示しました。今日は、T中学校のサッカー部監督：Mさん（２３歳男：中学・高校サッカー経験）の事例を報告します。(今、陸上部の練習から帰ったところです。）
Mさんは、朝からT中学校グランドにおいて、松阪市内の中学１年生選抜チームを指導中、自分でジャンプし着地した瞬間に、グキッと（体内で音がしたと言っていた）激痛が走り、四つん這いになったまま立てなくなりました。
周りの生徒や他の監督(２名)もどうする事も出来なくて、私が施術することにしました。(ナカメバンドは持参していませんでした）
聞きかじりの施術を４０分ほどやって、痛みが薄らいだので肩を貸して立ち上がるところまでは行けたのですが、歩き出せません。
もう一人の監督を呼び、結局二人で肩を貸しつつゆっくり歩き、なんとかグランド端の石に腰掛けることができました。
腰かけた状態で、さらにいくつか施術しましたが、改善されないので、とてもいいものがあるから、そのまま待っているように伝え、自宅にナカメ式足指バンドを取りに帰りました。
痛みがひどかったので、念のためアスリート用とソフトバンドの２種類を持ちました。
４０分ほどで学校に戻り、こちらで靴下を脱がせ、まずアスリート用を左右の◯番につけました。試しに、「立ち上がってみな」と言うと、そばの倉庫の壁に片手をついて、こわごわゆっくりゆっくり立ち上がりました。
すると、顔がいっぺんに明るくなり「あ、立てる！」と、声を上げました。私も驚きましたが当然のような顔をしていました。(笑)
そこで、再度座らせて左右両方◯番にもつけてみました。すると先ほどよりもさらに楽になりました。
今度は、ソフトバンドを見せ、この方が着けているのが楽だと思うので、替えてみよう。もし、効果が弱いようならアスリート用に替えるから。ということで、左右両方の◯番だけをソフトに替えてみました。効果は変わりません。
次に、左右両方の◯番をソフトに替えました。効果は変わりません。
これで、Mさんはさらに驚きました。「これはすごいですね。着けてる感じがしません。」「これで、自分で帰れます。もし、乾さんがいなかったら大変なことになっていました。」「ありがとうございました！」と大変驚きをもって感謝されました。そのころには、倉庫の壁に頼らずに、ゆっくりですが自分で立ち座りができるようになっていました。
素晴らしい効果に、こちらも感動しました。
使い方や手入れを教え、緑のケースを渡し、ぜひ検索するよう伝えました。
すると、「あの施術をしてもらったから、こんなに効果が出たんですか？」と聞くので、「あれは全然関係ない！ 全くこの足指バンドの調整力だ。」と答えました。(苦笑)
以上報告です。
本当にいいものを開発してくれてありがとうございました。
ナカメ式足指バンドには、ソフトタイプとハードタイプがあります。元々は、意識に上らないような刺激ができるソフトタイプのものを開発したのが先です。ソフトタイプは装着感はほとんどありません。
ハードタイプは、動き回る激しいスポーツの際に着けるものとして開発したものです。少し硬いので、動きの中で切れたり、外れたりしないように作りました。
ただ、スポーツの際にはいいのですが、日常生活の中で着け続けるのには向きません。ソフトもハードも効果については、ほとんど変わりませんが、 ハードタイプは1日中着けるのには硬いので難があります。
こうしたナカメ式足指バンドが著しい効果を示すのは慢性痛の症状に対してです。しかしながら、この例にみられるように、こうした急性痛にも効果がある場合があるようです。
