想像をはるかに超えた効果に、とにかく驚くばかりで何を聞いていいやら、本当に不思議な感覚でした。

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先日、富山県でナカメ式足指バンドベーシック装着法の講習会をやってきました。7人ほどでしたが、多彩な顔ぶれで、カイロプラクティックをやっている人がいたり、アロマをやっている人がいたり、何かしらの身体に関する技術で開業している人たちでした。

その参加者の一人に、◯STI骨格調整法で開業しているTさんがいました。そのTさんからの、ナカメ式足指バンドを装着しての感想メールです。

おはようございます。昨日はありがとうございました。

昨日からつけたままですが、全く違和感もなくそのままお風呂に入ってしまい慌ててはずしました。

つけた時すぐに体の変化を感じ、非常に驚きました。

まず、右足につけた段階で足を床につける前にもう右半身がぐっと引き上げられた感覚に「なんだ!?これはっ!!」となり、左足にもつけていただいて床に立った時は自分の体重をしっかり感じる事が出来ました。

しっかり立っていると実感でき、その感覚は1日立った今もあります。

想像をはるかに超えた効果に、とにかく驚くばかりで何を聞いていいやら、本当に不思議な感覚でした。

翌日にはおっしゃっていた通り普段使われていなかった筋肉(左足太とももの裏側)が軽い筋肉痛になりました。しかし、足が重いという事はなくただ筋肉痛があるという感じです。

ケガなどによる歪みの場所で止まるという事についてですが、右手首、右顎から首にかけて出てきました。どちらもフルコンタクトの空手をしていた時に痛めた箇所です。

右手首は軽く手首を回しただけでポキッと音がしてあっさり勝手に治ってしまいました。

右顎についてはかなり強烈な膝蹴りをもらって半年程痛みが続いていた場所なので、あっさりとはいきませんが、今までに比べてどこが悪いのかという事がだいたいこのあたりだなと絞りこめそうです。

しばらく足指バンドをつけていれば更に絞りこめるのではないかと思います。

また、経過をご報告いたします。

              ◯◯整体院
                T・Y

実は、Tさんには、いったん参加をお断りしていました。自分の技術に対して自信がある人ほど排他的になって、原理があまりにも違うナカメ式足指バンドは受け付けてもらえないからです。

「木を見て森を見ず」といいますが、そもそも森の中に入っていれば、自分の周りにある木しか見えません。森の中の杉林に入れば杉しか見えないし、竹林なら竹しか見えません。認識の観点からすれば、どこかの業界に所属するというのは、当たり前にそういうことだと思っています。狭い枠内思考になってしまうのは否めないのです。◯STI骨格調整法をやっていた頃の私もそうでした。

その後、◯STI骨格調整法の業界だけでなく、施術業界という全体的な森やその分派である個別な施術法業界の林を出て、他の施術法に対して、離れて俯瞰するようになりました。

施術の原理や原則だけにフォーカスするようになって、枠外思考で見つけたナカメ式足指バンドです。

自分が習得してきた技術や細かい方法に強いこだわりがある枠内思考の人は、ナカメ式足指バンドの考え方を受け入れないと思うのです。

しかしながら、Tさんも、私が◯STI骨格調整法をやっていた頃、道に迷ったように、同じような堂々巡りを経験していました。もう◯STI骨格調整法に対するこだわりはない、ということだったので受け付けたのです。

足指バンドの講習会を終えた後で、昼食を一緒にしながら、他の治療法とのアプローチの違いを、テーブルのガタつきを直す時の例えで説明しました。

テーブルがガタついていたら、誰しもテーブルの足の下に何か嚙まして直します。ところが、テーブルのガタつきならそうするのに、ヒトの身体が歪んでいたら、例外なく施術ベッドに横たえて歪みを直そうとします。その観点からすれば、直す骨格や筋肉、部位は違えど、その施術アプローチは大同小異です。

ところが、ナカメ式足指バンドでは、重力前提です。重力が頭方向からかかっていない状態での施術はしないのです。身体の歪みは重力に対する身体の反応だと捉えているナカメ式足指バンドの考え方と、他の治療法との考え方では、天動説と地動説の違いくらいあります。

考え方だけでなく、その効果についても、

想像をはるかに超えた効果に、とにかく驚くばかりで何を聞いていいやら、本当に不思議な感覚でした。

というのは正直な感想でしょう。

ナカメ式足指バンドを装着すれば、全体最適を身体が勝手にやってくれる、他の治療法は部分最適に使える、というようなことも話しました。歪みを直していく波及効果の止まりで、本当に治療が必要な箇所を絞り込める作用がある、とも説明しました。

ケガなどによる歪みの場所で止まるという事についてですが、右手首、右顎から首にかけて出てきました。どちらもフルコンタクトの空手をしていた時に痛めた箇所です。

右手首は軽く手首を回しただけでポキッと音がしてあっさり勝手に治ってしまいました。

右顎についてはかなり強烈な膝蹴りをもらって半年程痛みが続いていた場所なので、あっさりとはいきませんが、今までに比べてどこが悪いのかという事がだいたいこのあたりだなと絞りこめそうです。

しばらく足指バンドをつけていれば更に絞りこめるのではないかと思います。

と、ナカメ式足指バンドを他の治療法と組み合わせることによって、補完作用が生まれます。

いずれにしても、論よりも先に証拠を見せたからいただけた感想だと思っています。

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